前回は、リーダーの意識の持ち方(マインドセット)について記載しましたが、今回は、リーダーが部下に対して働きやすい職場を作るという内容を記載していきたいと思います。
働きやすい職場を作るために下記の2つが必要です。
- 部下の話を聴く体質を作る。
- 部下とフェアな関係性を築く。
- チームメンバー個々との橋渡しを行う。
自分がリーダーとなった場合、チームとして個々が最大限に活躍できる環境をつくり、1人×1人の力が、3倍、4倍になることが必要です。
1.部下の話を聞く体質を作る。
まず、リーダーは、部下の話を聞くという体質を作る必要があります。決定するのは、リーダーの役目なので、部下の話を全て受け入れろというものではなく、ごく小さな事柄であっても、まずは耳を傾けることが必要です。
リーダーで有りがちな失敗
集団で動くには、ルールが必要です。これは、国に法律があり、学校に学則があるようにどんな組織にでもルールはありますよね?
組織にとってもルールは必要です。
ただ、それを「●●やっておくのが、決まりだからやって。」というように、相手の話を聴かずに、頭ごなしにやらせることは、失敗の元です。
部下が発言するときは、何かが疑問であったり、分からない場合が多いです。
まずは、相手の話を遮らずに、最後まで聞くことが必要です。
部下の話を聴くとどうなるか?
部下の話を誠意をもって聴き、その内容について自分でも真剣に考え、部下と2人で結論を出すことが、仕事を円滑に進める方法です。部下の話を真剣に聞くと相手は、
- 頭の中が整理されてスッキリする。
- 不安や緊張、怒りなどが取り除かれ、安心する。
- 「共感してもらえた」と、警戒心がとれる。
まずは、誠心誠意、部下の話を聴くことを行い、話せば解決できる場作りをしましょう。
次回は、「2.部下とフェアな関係性を築く。」について、お話していきます。
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